東芝の四日市工場に在職していた技術者が、韓国の企業半導体大手SKハイニックスに転職後に研究データを漏洩していた事件で、この元技術者は不正競争防止法違反で逮捕された(同社は、2014年3月14日現在、米半導体メモリー大手サンディスクからも米国において訴訟を申し立てられている)。
また、以前から新日本製鉄もポスコに対し訴訟中である。
海外にいると日本の大手企業の退職者は良く見かける。このようなニュースを受け、真っ青になっているのかもしれない。韓国の企業に限らず、昔から日系から外資に転職する人間は多いので、技術漏洩は少なからずあったはず。
有名なのは過去には、ソニーのバイオPCの技術者がアップルにいったりというのは業界では根っからの噂である。
さて、技術を持っている日系のメーカーの人間や、退職者を専門に斡旋している人材紹介の会社は山ほどある。
これらの会社の責任はないのだろうか?多分、人材紹介に登録する際に署名させられる契約に、技術漏洩などしてはならないなどと禁止事項として載せて責任を逃れる手段は講じているはずだが、採用する側は技術がほしいから採用するわけであって、その事実を知らない紹介会社はいないと思う。
終身雇用が崩れ、転職が当たり前になっているご時勢に、転職後の身の守り方はあなたは大丈夫だろうか?
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