2016年11月29日火曜日

happnというとんでもない出会い系 違法の疑い

フランスでhappnという出会い系が流行っていた。

GPSで自分の場所を知らせ、近くにいる人だけを表示する。気に入った人がいれば、オンラインで声をかける。
お見合いコムなど男女共に有料で、日本の警察に責任者など必要な届出のしてあるものはともかく、無料の出会い系を使う人はリスクを考えなければならない。

また、この会社、出会い系であるのに、出会い系という名称でPRもしていないようだ。日本にいる日本人の知り合いで、出会い系でないと思い、このアプリをダウンロードしてしまい、奥さんから大目玉を食らったのがいた。商品表示にも問題がある可能性があるのかもしれない。

(このアプリに限ったことではないし、日本の出会い系も問題だらけだと思うが、)特に、この外資系アプリについては心配なことが多いのではないか?

まず、ユーザは自分の場所が特定されることの恐ろしさをわからない。自分の近くにいる人に自分の情報をむやみに知られる恐ろしさ。無料なので、とんでもない経緯をもった誰かが自分の情報を見ているかもしれない。そして、それを自分は知る由もない。

そして、通常、男女の出会い系は日本で事業を行う場合、警察に責任者、その住所など届出をする必要があるが、最近の外資系出会い系はそのような届出をしていない。happnも届出をしているといった情報がない。もし日本に法人や拠点があれば、今は実質違法状態の可能性があるが、日本にないので、警察も注意することすらできない。

つまり、何か問題があってもこの会社は一切責任を取らないということを表明しているのである。ストーカーやさらに深刻な問題が起こったところで、この会社は、フランスに存在し、日本には責任者もおらず、ただ日本語のサービスを行っていたと・・・。

急成長を遂げたスタートアップhappn。これだけお金を集めているということは、会社としてはすばらしいものをもった会社なのかもしれない。欧州においては社会からの評価もあるのかもしれない。
但し、SNSなどが原因の犯罪が目立つこのご時勢、日本でも事業を行うのならば、日本のユーザを守るために施策を十分に行ってから進めて頂きたい。お金だけ巻き上げて、問題が起きてもユーザの自己責任というのが‘happn側の言い分でないことを祈るばかりである。

出会い系というサービスを提供するなら、ユーザは保護されなければならないと思う。

ご注意あれ。

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