2010年4月26日月曜日

ワーカホリックと言われて

「日本人はワーカホリックだね。」海外で、よく言われることです。日本人はプライベートがない、家庭を犠牲にして働き続けている。ある意味、軽蔑をこめて言われる言葉でもあります。しかし、このような働き方について日本には合理的理由があります。

1700年代から産業革命を経て今の生活水準・経済的地位を得た欧米。長い時間をかけて効率性など洗練されたものを蓄積してきたように思えます。日本は世界から見れば長い間途上国だった、その後80年まで高度経済成長で急激な変化を迎えました。この時、人間は猛烈に働かなくてはならない。このように働くのは合理的であったと思います。そうでなければ、これほどまでの成長は見られなかったと思います。いま日本の経済成長は止まりましたが、高度経済成長期の働き方は惰性として残ってしまった。現在、中国や韓国に行くと所謂猛烈社員であふれています。毎日睡眠時間4時間など当たり前に人々がいます。日本のような成長期を迎える国は避けて通れない道なのだと思います。

日本はまだ途上国だと思います。一般化できませんが、社会保障制度も弱いし、会社の効率性もまだまだ低いです。私達は既に先進国だなどと思わないことです。私達の生活はまだまだ向上の余地があるということです。将来に希望を持てるのです。ただ、そのためには、私達一人一人が将来に希望が持てるために何をすべきか、何ができるのかを必死に考え出すことが不可欠です。

ワーカホリックなどと言われない、過労死などない世界は日本に来ます。しかし、それは私達一人一人に解決策を考える責任を全うした時におとずれます。今考え、今行動することが大切です。

2 件のコメント:

  1. My japanese is not so great, so I wonder if I understood right..
    Is it your opinion, that japanese people should work so hard and long hours?

    I can see no difference between the economic downturn and the good times in the 80's. It seems to me that this working style will never change.
    Sad for the families.

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  2. Japanese should not work hard. But they do at this moment as the momentum from the rapid economic growth era, where such hard work was somewhat rationalised, still lives.
    My hope, however, is that this strenuous working style will change according to the current slow economic growth. The current situation is sad for the families, I can not agree more!

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