ベルギーを中心に活動するバイオリニスト堀米ゆず子氏のバイオリンがフランクフルト空港で接収され47,500ドルの支払いを求められているとのこと。高額な物品は税関を通る前に申告しなくてはならないがそれを申告せずに税関を通ろうとした際に起きたとのこと。120万ドルのバイオリンであるが、それを1986年に購入した証拠を当局に提供できていないのが問題らしい。
堀米ゆず子氏は東京生まれ。アマチュア音楽家の両親、また同居していた従妹のヴァイオリンを聞きながら、4歳でピアノを、5歳でヴァイオリンを始める。久保田良作氏からヴァイオリンを学び、桐朋学園子供のための音楽教室、高校、大学と進み、1975年より江藤俊哉氏に師事して研鑽を積んだ。1980年、エリザベート王妃国際コンクールで日本人初の優勝をし、その後はベルギーで活動している。
はやくバイオリンが帰ってくることを祈る。
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