「佐賀のがばいばあちゃん」という本をご存知だろうか。
戦後の混乱期、島田洋七氏は幼少時代を広島の祖母とともに過ごした。その祖母は破天荒な方だった。この話を聞いたビートたけし氏に推され本にした。
その本が2006年に映画化され6億円の興行収入、第4回ベルリン・アジア太平洋映画祭グランプリ受賞をするまでとなった。
この映画の主題歌を歌っていたのが朝倉美沙氏(35歳、本名新納美沙子、元看護師)である。
「看護師時代、書店で本を見つけ「ばあちゃん」のタイトルに惹かれて購入。どんな状況でも明るく前向きに生きる「がばいばあちゃん」の姿に感動し、「たとえ叶わなくても人は死ぬまで夢を持て」という言葉に影響を受け、夢に向かって生きていくことを決意。島田氏に見出され同映画の主題歌を歌うようになった」というキャッチコーピーで世間にしられていた。
前出の宝塚の事件とともに、「またか」という事件が起きた。朝倉美沙氏が広島県の会社役員に偽のファン限定キャンペーンを持ち掛け、普通乗用車を電気自動車に改造すると称して現金計210万円と車1台(30万円相当)をだましとったという。
警察の調べに対し、「コンサートの費用が必要だった」と朝倉美沙氏は容疑を認めているという。
「たとえ叶わなくても人は死ぬまで夢を持て」、「ばあちゃん」の言葉に感動したはずの人がどうしてこのような事件を起こしたのか理解できない。
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