日本には「大学卒」が多すぎる。「大学卒」だから、「こんな仕事」に就かなければと思い込む。
自分は勉強が得意なほうではなかったが、周りの大学にはという雰囲気で大学まではなにがなんでもと受験勉強をした。大学に行かなければ社会のレールから外れると思い込んでいた。
では、大学を出て何を得たのだろう。
ただ時間を浪費した「大学卒」。
2012年の「自殺対策白書」で、就職活動の失敗を苦に自殺する10~20代が増えていること明らかになった。経済がよい状態では、どのような人間にも受け皿をつくれる、しかし、経済が悪くなれば会社が必要とする能力を持たない人間は受け入れてもらえない。
ドイツ時代大学にいくと大学へ進学せず、技術学校へ行く人の多さに驚く。下手に大学にいくより、給料もいい。
車や飛行機、兵器などドイツの経済を支える職人は16才からはたらく職人たちが支えている。
日本もものづくりの国であったはず。下手に大学に行くよりも、若いうちから比類なく高い技術をもった職人を育てる社会にしたい。
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