「日本の食糧自給率はひくい。日本が食糧供給を依存する他国で食糧危機が起こったら、僕らは食べるものが無い。日本のエネルギー資源は少ない。日本が発電所で用いる燃料を依存する他国で燃料危機が起こったら、僕らはエネルギーも無い。」
2009年8月、こんな下書きをしていた。当時なにを書こうとしていたのかもう覚えてはない。
なにを書こうか考えていたにせよ、2011年3月を経た今、ものを考える視点は少なからず変わってしまった。地震の後はエネルギー不足のこと、食料の自給率ことを考える人はさらに増えてきたのではないだろうか。
思い出してみてほしい、原発の事故に引き続く電力不足の不安。震災後に感じた明日をも知れぬ感覚。被災地では人々が手に手を取り合い助け合った。
資源がない日本。足りることをしり、思いやって助け合って、工夫してここまでやってきた。日本人のこの気質こそが最大の資源である。この資源をどれだけ増やせるか。どうやって増やせるか、みんなで考えたい。
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