2018年2月8日木曜日

公立小「アルマーニ標準服」を導入 問題になる

東京都中央区立泰明小学校「アルマーニ標準服」を導入で、保護者たちなどから疑問視されているとの記事がでた。( 出典:Huffpost https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00010002-huffpost-soci )

ブランド物の制服自体は珍しくないが、一言。

旅行代理店との癒着の巣窟になっている修学旅行や出版社との癒着の巣窟となる教科書ビジネス、机、椅子、楽器やエアコンの導入なども地元の業者との癒着と同様に、どこの学校でもよくある癒着の構造である。

制服メーカ、その小売業者、学校が役者たちである。

メーカと小売の中には制服ビジネスで食べているところが実に多い。

寂れた洋服店で、お客さんもまばらなのに、なぜか昔からあるところは誰もが見たことがあるはずです。そういうお店の多くは制服ビジネスという利権を得ていることがあります。

制服だけでなく、体操着や水着も上履きなどもふくまれ、継続的なビジネスになっている。

学生の時分は、制服ビジネスことなど気にしないので、ただ親に言われるまま、採寸を取りに行き、親がお金を払って、毎日それを着ていた程度のこと。

結論から言えば、公立の学校は制服など撤廃すべきです。

私立は、一般企業ですから、PR、ブランドを考える中で、制服を売るというビジネスとともに「企業活動」として制服を使い続ければいいと思います。

ただ公立は一般企業ではないので、制服といった一般企業活動は慎むべき分野です。制服に費やすお金を親は、子供に専門知識の訓練のためなどにつかうべきなのです。

一般企業活動を行いたいのであれば、公立の学校にさらに市場(特に、自由競争の原理、透明性の原理、能力主義の原理)の原理を導入し、公務員という安定的な地位もすべて剥奪し、「一般企業」らしく活動を徹底したらいいだけの話なんです。

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