「ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ」
「二度と注文しなくていいわ」
ゾゾタウンの送料について苦言を呈したお客様に対しての同社の社長前沢友作氏の多くのメディアにより「報道された」言葉である。
若くしてアパレルECのゾゾタウンを運営する株式会社スタートトゥデイを立ち上げ、フォーブスのお金持ちランキングでは日本で21位に入る同氏。今回の発言で、お客様に対する本当の同氏の考え方が露見した形となってしまった。
若くして成功した同氏のような人にはユニークな人が多く、我が強いことは珍しくないし、そんな人々を尊敬する一方、今回の発言は、一生懸命顧客満足を高めるため努力している同社の社員の努力を一瞬にして水の泡にしてしまったと思われる。とても残念である。
因みに、「報道された」言葉と強調した意味は、報道されていない部分には、ヤマト急便の人が運んでくれていることに感謝する部分があり、『(送料が高いといって、ヤマト急便の職員に感謝をしないお客は)「二度と注文しなくていいわ」』となっているので、若干受け取る側の意味合いが変わることには注意しなくてはならない。
中国進出したが現地での評判は残念なことになっており心配な同社。これからの日本をリードしていってほしいスタートアップだからこそ、不用意な発言で企業価値を下げないようリスク管理に努力してもらいたい。
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