2019年9月25日水曜日

茨城の殺人事件 両刃の剣Google map 犯罪捜査協力の可能性

先日、茨城の堺町で一家が襲われる事件があった。

詳細は分からないが、いわゆる田舎でポツンと一軒家が襲われる事件が増えている。

大口の広告主であり、最強の広告メディアでもあるので、TVでもネットでも主張されないが、だれもが強く感じていること。。

それは、犯罪集団は、google mapを利用し、人里離れた家を探して、襲撃している可能性だ。

いま、人里離れた家に強盗に入ろうと思ったら、ごく簡単である。googleで、数秒で、そこの家が襲撃しやすいかが一目瞭然。googleのナビで行き方も教えてくれるのだ。

ただ犯罪集団にとっても見えていないことがある。
これはgoogleが警察関係に協力すれば、あの事件のあった日に誰がどこからナビを使ったか、マップを使ったかが分かるはずなのだ。

googleに告ぐ。警察への協力を惜しむな。

2019年9月19日木曜日

寒々しいラグビーワールドカップ

新宿駅西口にラグビーワールドカップをPRする一見、サーカス小屋のような建屋ができている。

中に入ると、スタッフが、元気よく、声をかけてくれたりする。そのように「演技指導」をされてるわけで、スタッフの人が悪いわけではないし、一生懸命、ラグビーを愛している人は大勢いるが、日本人の多くが感じていること、、、

ラグビーワールドカップほどどうでもよいものはない。

大学でラグビーは、それなりに立ち位置はもってきた。スポーツとしては面白いと思う。海外にいるときは、時々みたりしていた。

。。が、日本の大衆スポーツは野球だけなんだろう。

サッカーは、Jリーグ発足当時は盛り上がってはいたが、今では、試合も閑古鳥。野球さえも、TVで見る人がいなくなり、ケーブルテレビなど、限られた場でしか放送されなくなった。

都内に、ラグビーワールドカップの広告が所狭しとならんでいる。ある会社の会合で、海外からの来賓が、参加者に対して、「ラグビーワールドカップが楽しみですよね?」と問いかけたところ、そこにいた20人ほどの参加者の中、1名だけが楽しみと答えた。来賓が、つづいて「オリンピックもありますよね?」というと、なんと一人も楽しみとは答えなかった。

楽しみにしているのは、イベントに関連して税金からわけ前をもらえる企業や人々のみ。ほかは、冷ややかにみているのだ。

これが日本の実情である。なにかが決定的にズレている。

経験を踏まえた、あくまでも、私見である。

GDPのトリック 政府の無駄遣いもGDP成長換算される

国の経済の成長度合いをみるとき「GDP」はよく使われる。

GDP成長率がXYZ%だから、この国は伸びているとか判断していませんか?

その国のよい会社が一生懸命お金を生んでくれて作られる数字と勘違いしている人は多い。

実は、GDPは、国が使ったお金も入るのだ。どうでもよい場所に大きな橋をつくったりしても、GDPは「成長」する。

公共投資をどんどんやるのは、GDPの数字を少しでもよく見せるためにやっている。2020年のオリンピックもそのトリックの道具でしかない。

その投資は、会社や人が納めた税金からなのだから、「会社が成長しなかったら税収もなくて、投資できないよね?」といわれる方もいるかもしれないが、今の日本は借金で公共投資してる。

ない金を借りて、使って、国の景気がよいような「演出」をしているんです。

茶番だ。

2019年9月14日土曜日

台風15号大停電 老いゆく日本 過疎地を閉じる日が来る

2019年9月14日現在先の台風15号の影響で、千葉の一部ではまだ大停電が続いている。 

何度か書いてきたと思うが、日本は老いている。

無理が来ているし、これから、もっともっと同じような問題が増えていく。

これは確実といってよい。

今、これを読んでいる10代、20代の人には実感がないかもしれないが、道路、橋、建物などなど世の中のインフラの多くはもう40ー60年以上前に作られたものである。

インフラの寿命は、その作り、作られた環境などにも左右されるが、ボロがでている。

首都高を支える柱などをみてもおんぼろである。都内は、外面はきれいにしているところもあるが、少し地方に離れてみれば、インフラの状況はもっとひどい。

国の年齢は、その国に占める年齢層がそのまま当てはまる。

過疎化している地域も電気もガスも水道もなければならない。これを支えるのも税金であるが、その地域を支えるコストは莫大なものである。人口も少なくなる日本では、このコストは痛い。

政治家の皆さんは、票がほしくて言わないが、「過疎化した地域はインフラを遮断し、その地域の人をインフラをささえる収支が合っている地域へ移す必要」があるのだ。

このニーズはどんどん増えている。

2019年8月6日火曜日

リサイクル不能なマックのストロー 日本のプラスチック削減にちょっと疑問

まずBBCの記事で、マクドナルドで使われる紙のストローがリサイクルはできないタイプであったというスキャンダルから。

世界で、プラスチックの利用が規制されだした。マクドナルドもその波に乗って、プラスチックストローを廃止した。
これ、UKウェールズの会社、Transcend Packagingが製造しているらしいのだが、リサイクルはできないという。しかも飲んでいる間に、溶解始める不良品。マック側の言い分は、リサイクルできないが、資源ごみとして利用される・・・とのこと。

このプラスチック利用制限は日本でも始まってきているが、疑問がある。

もし、(本当に、もしであるが、)日本のリサイクル制度がしっかり機能しているという場合、日本はこのプラスチック利用制限の波に乗る必要がない。無理にお店からストローをキッチンに隠して、お客さんからの注文で出すような茶番は必要ないのではないか?
日本は、プラスチックを今までとおり使い、無駄な部分は、これまで通り削減し、リサイクル利用のためにまい進すればいい。

問題は、ごみをそこらに捨ててしまう人々の多い国であり、それらの国でのプラスチックの制限をかけていくということは、分かる。いわゆる途上国や、マナーが育ちにくい国である。プラスチックでなく、木材など自然のものを歴史上長く使ってきて、それらをそこらへポイポイすること、食べかすもそこらへ捨てて、うまく野生動物などが食べることのできる(できていた)国(熱帯地方など)は、プラスチックの製品も同様に扱ってしまう傾向がある。これは、仕方のないことで、そういう国では、プラスチック自体を、限りなく減らす規制が適している。

日本で、プラスチック削減を無理に進めなくてもいいのでは?と思う。

2019年7月14日日曜日

世界の涯ての鼓動 最悪の予感 観ないでわかる映画評

「世界の涯ての鼓動」という映画の広告がSNS等で散見しだしので、取り上げます。 

まず、この映画、「最悪の予感」です。

2017年にすでに世界で公開されており、このタイミングで日本公開です。つまり、さまざまな判断材料が公開されており助かります。原題はSubmergenceです。

まず興行収入は、見たことのない数字が出ています。

製作に15億円強の予算をつぎ込み、3500万円ちょいの興行収益でした (ウィキペディア出典)。

これまでも観ないでわかる映画評をご覧になった方は、映画を見る前に判断する方法お分かりになられてますよね?

まず、IMDBで、公式ポイント、一般ユーザコメントを確認する。一般ユーザコメントに比重を置いて確認です。

今回の公式ポイント、こちらはPR力によって、ディズニーやマーベル映画は高めに出ることが多いポイントで、したがって、基本的に、あてにはなりません。ただ、一応見るべき指標です。今回は、これが5ポイントと、もはや最低映画レベルです。

一般のコメントでは、10ポイント中1,2が散見されます。
危険です。
お金を返せ!」といったコメントもありました。

蓼食う虫も・・・といいますが、これはデータを基にしたつたない個人的に分析・批評です。この映画を面白いと思う方も大勢いらっしゃると思います。

もし気になる方は、ぜひ、映画館に足を運んでみてください!

2019年7月13日土曜日

マーウェン まぁまぁだった 観ないでわかる映画評 観るべきは「Marwencol」という2010年のドキュメンタリー

「あの!」ロバートゼメキスが監督の、マーウェンが日本で公開されるらしいが、2018年すでに海外では公開されている映画で、2018年で最大の失敗映画(興行的に)といわれている。

どれだけ失敗かというと、40-50億円以上の制作費に対して、13億円の興行である。

ケビンコスナーを大スターから蹴落とした、ウォーターワールドや、最近ではジョンカーター(どちらも予算規模が200億円ほど)までは行かないまでも、なかなかの失敗振りである。

IMDBでは、公式ポイントは6ちょいなので、ヤバさがにじみ出ている。公式ポイントより、もっとも信頼できる個人コメントランをみると、最大10の評価の中、1-3がところどころ目立っている。
Rotten TomatoesやVoxでの評価はさらに低いので要注意です。

実は、マーウェンは実話を基にしている。ネタばれしないように、この話の内容には触れないが、この映画の前に、Marwencol (英国では Village of the Dollsの題)で2010年ドキュメンタリーがつくられ、大好評を得ている。少ない予算で大もうけした例だ。このドキュメンタリーをみた、ロバートゼメキスが、今回の映画を思い立ったんだという。

個人的には、ドキュメンタリー 「Marwencol」をみたい。400万円ほどの予算で、1200万円ほど儲かったらしい。

実話をもとに映画を作るのは難しい。真実は、ただのきれいな「物語」ではないからだ。どこまで脚色するか、どこまでハショるか、さじ加減が難しい。今回は、PTSDやジェンダーというセンシティブな要素も含まれるので、扱いが難しい。

実際、マーウェンという映画は作られなくてもよかったのかもしれない。Marwencolというドキュメンタリーに興味を持つきっかけになった広告的な意味では意味はあったのだが。。40-50億円以上で、他人の作った400万円のドキュメンタリーのPRになってしまうのは、あまりに、皮肉である。

この主人公Mark Hogancampさんの人生(1970年生まれ、まだまだご存命です!)は、現代社会に対する教訓である。ロバートゼメキスさんも、そういった意義を見出したに違いない。

蓼食う虫も・・・といいますが、これはデータを基にしたつたない個人的に分析・批評です。この映画を面白いと思う方も大勢いらっしゃると思います。

もし気になる方は、ぜひ、映画館に足を運んでみてください!