2013年2月4日月曜日

本当に稼ぐ人は、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」という本を読んだことはありますか?コンビニに一昔前にコンビニにおいてありました。

長財布はお金を大事にする心の表れであり、また年収は、財布の値段X200であるということが主旨です。この本を読むと、ある程度の金額の長財布をつかっていればお金持ちになれるように感じるのですが、本当にそうなのでしょうか?

長財布である必要については、お金があればお札のたくさん入る長財布が重宝されるのはごく当たり前のような気がします。大手ブランドの高価格帯の財布をみると、多くが長財布です。表面積が大きく高級感のあるデザインができるのが長財布でありブランドとしても好んで作るデザインでしょうし、それを買う需要が根底にあるわけですから、お金がある人に好まれているのは確かなようです。だからといって長財布を使えば、成功者の仲間入りができることはないでしょうね。

価格については、ある程度の年収になればそれ相応のものを身に着けることが「多い」ですよね。ポルシェのカイエンに乗っている人は、ポルシェのカイエンに乗っているから金持ちになったのではなく、金があるからカイエンに乗っているのでしょう。

事業をしている人間の話を聞いていると、乗っている車でお客さんにうまく行っていると思わせる為に無理して高級外車に乗っている人もおります。ただ、多くのビジネスでは外見は大事なのでしっかりとしたモノを使っている人は仕事についてもしっかりとした考えをもっており成功する可能性も高いです。

ということで、同書は、(ターゲットであると思われる)仕事・事業で成功したいと思っている読者に対して「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」というよりは、外見で判断されるから身なりに気をつけなさいということを言えばすむのではないかと思っています。

ちなみに私は中学のときに温泉街で龍の絵の入った長財布(デザインはちょっとアレですが)をかって使っておりましたがまったく成功らしい成功はなかったです。今は長財布ではなく人にもらった普通の折りたたみ財布をつかっております。だから成功しないのかも知れません。

筆者の方は、財布はお金のホテルであり、長財布にはVIPであるお札、小銭入れにはそうでない小銭をいれて区別するべきとのお考えですが、私はお札も小銭もなかよく大切にする為一緒に入る財布にしております。

みなさんはどう考えますか?