2020年7月29日水曜日

コロナ VS 資本主義

コロナの拡大がとまらない。

2020年初頭で、補償をともなう休業要請(お金をあげるから動かないでほしいということ)を行い、感染者数を抑えたように思えたが、7月現在、「第2波」がきたといわれるほど、感染者の拡大が止まらない。

「第2波」がきたとは思わない。

「第2波」は、とてつもない規模で、今秋か冬、もっと後に来るだろう。

コロナの問題は、「コロナ VS 資本主義」なのである。 

人間社会は、お金を稼いで、お金を払ってというサイクルで動いている。幸せ=お金の方式が、あながち間違いではないレベルまで、資本主義は浸透している。

お金は、人間が触れ合うこと、動くことで、稼げるし、払える。が、コロナは、正にこの「ふれあい、移動」により広がるのだ。

いくら自分がリモートで働けても、食べるためにスーパーに行ったり、誰かが移動して、ものを届けてもらったり、モノの移動に関して、人間が移動しなければならない。

コロナを押さえ込むには、「ふれあい、移動」を止めなければならないのだが、それでは、資本主義がとまる。日本は、まず、金をまいて、我慢に訴え、家にとどまって貰う様に計らい、感染者を一時的に抑えた。これは、資本主義ではない。仕事をしないのに、お金がもらえるようにした。政府の現金は、あっという間に減少した。

今は、政府は補償なき休業要請を行っている。つまり、事業を営む側につぶれろといっているに等しい。