2010年6月25日金曜日

株主総会

いくつかの株主総会に行ってみました。

株主総会召集通知にある資料を読んだり、オンラインで関連情報を集めて、ある程度会社の情報を調べて質問すると面白いです。そこで取締役さん達の対応をみます。良くわからない振りをして、鎌をかけることもしてみます。会社のトップがどこまで素直に答えてくれるのか、うまく逃げるのかは会社の体質を知る上で大切な指標です。

会社の大きさに拘らず、飲み物など出してくれる会社も有れば、全く出さないところもあります。ここでも株主に対する会社の考え方、会社の財政の状態をうかがい知る事ができるでしょう。

株主総会に出席された皆さんはどのような経験をされましたか?

日本チーム決勝トーナメント出場 Japan beats Denmark 3-1 to set up 2nd round clash with Paraguay

今の日本に必要なものは「一致団結」です。よりより社会・生活を目指して一致団結なのです。

体格の大きい相手に対して、日本チームは個人でどう戦うかよりチーム力がもっとも求められていました。昨夜のサッカーを見て、それを再認識しました。

2010年6月21日月曜日

ベトナム国会が新幹線方式の高速鉄道計画を否決

昨日(2010年6月20日)の日経で最もショッキングであったニュース。自国のGDPの半分ということと日経には採算のもくろみもあまいことが否決の理由らしいが、欧米の裏工作も見え隠れしそうである。英国は政権が変わり、これまで決まりそうであった日本の会社を締め出して、欧米のひも付き企業をいれるような動きがある。

高速列車、メトロの導入はこれからの日本の世界で売っていくべき技術。インドでも導入は決まった。アメリカでもメトロがとれた。日本の列車ほど正確な時間でスムーズに走り、利便性のある列車及びその制御システムはこの世界に存在しない。地震への対応などリスク管理面でも優れている。悪くても自国やひも付きの企業の導入はその国の人の為にならない。

ドイツやフランスの列車は中東などでとりいれられたりし、しばしば、日本のライバルとされるが、これらの国に住んできた私は知っている、ドイツやフランスに住んでその列車を利用している人は誰一人として満足していない。時間通りにこない列車(車両のデザインはドイツのICEは個人的に優れており、日本の新幹線は学ぶべきと考えるが・・・)に誰が満足するのだろうか?満足しているという人も満足というよりは「諦め」なのである。少なくとも私はその心境であった。ヨーロッパの列車は、毎回遅れて、時に遅れなくても自分の取った席が存在しないなどとんでもない間違いをする(経験談)。ドイツ人の友人の中にはドイツの列車の低クオリティーに痺れを切らしており電車は絶対に使わず飛行機しか使わないことに徹している人もいる。
その国の人の利便性を優先するならば、最も優れた日本の技術を、これからさらに新興国や欧米市場に導入していただきたい。

車についても一言、中国の地方自治体とその地域の車会社の結びつきは明らかで、年毎にタクシーの車種をみればどこの会社がその土地の政府と結びついているのかがわかる。上海ではVWである。VW以外の車種へのナンバープレートの取得を難しくして(確か、VW以外の車では取得の値段を数万倍にした)いた。今はその状況は改善されてきている。

ドバイには日本車が多い。これは日本の車会社がいかにしてここまでのシェアを手にしたのか?この理由をご存知の方は教えてください。

2010年6月20日日曜日

教育論

自分の今夜食べるおかずなど、世の中に山ほど問題はあるが、その中で最も重要なものは「教育」である。

長い視点でものを見れる人間が教育を考え、改良していかねばならない。改良しなければならないのは今である。「今」行動しなくてはならない。

子供の可能な限りの早熟化が出来ないだろうか。日本には、大学になっても子供のような人間が多くいる。それまでバイトもせずに勉強だけしてきて、大学を出て初めて会社に入ってくる人間が多すぎる。日本の企業は新卒学生への教育に熱心だった。これは企業の資金に余裕がある時代はいいがこれからの時代にそぐわない。また、このように企業が学生の面倒を見てあげてきたから、教育現場での学生の社会化は疎かにされてきたのではあるまいか。ドイツでは15才ころ進路を決める。一度決めると他のコースに戻りにくいといった欠点が指摘されているので、日本はお手本にし、改善したら良い。

教育サービスの無料化。子供手当てなどばら撒きはだめ。修学旅行の無料化や給食の無料化、教員の増員、IT技術の教える設備の最新化や外国語要員の増強、起業精神を育てるクラスの創出などを行うべき。高校を無料化する前に、これらの点で、小中学校の教育の質を上げることも考えるべきある。

高校に入るくらいまでに基礎学力(含 プレゼン、ディベート、外国語)をつけると同時に会社との連携で会社経験を積ませる。中学校で取り入れ始めている社会人経験制度(一定期間フルタイムで会社等に勤務させてもらうこと)の始まりを更に若年化させるべきだと思う。

外国の大学間(特に新興国)の交流を増やし、世界に親日家を増やす試みがある。これがゆくゆくは日本の商機を増やすとの点から素晴らしいアイデアである。個人的には、大学のみならず、さらに若いうちから外国(特に新興国)の学生との交流を増やしコネクションを作っていくのはどうかと思う。衛生面など途上国に若年者を送ることが難しければ、日本へ逆に受け入れたら良い。

教育は百年の計といわれる。これからの日本、世界を作るのが次の世代である。教育問題に今取り組んでもその結果が出るのは何十年もあとなのである。だから結果がわかりにくく、教育改革の責任も追及しにくいのである。ゆとり教育の成果は今少しづつ出始めて、企業の人材の能力の低下を招き、日本の国力を削いでいる。ゆとり教育が日本の経済沈滞を招きはしなくても、長引かせている/いく要因である。

政治が今行動できるか。今教育の改善が出来るかで日本の将来は決まる。


スウェーデン王妃、一般人と結婚へ

お相手は一般人で王妃のジムのトレーナーということ、確かにトレーナーはカロリーを燃やすなどの目的に向かってお互いの距離が精神的にも肉体的にも近くなるのでしょう。これから世界の王室ではトレーナーに異性をつけることを避けるようになるかも知れません。同性のトレーナーでも、接近感は同じ。そうなるとゲイの結婚も出てくるかもしれません!?王室の人選は難しいですね。

2010年6月17日木曜日

Nintendo unveils 3DS handheld games console 任天堂携帯ゲーム機3DSを発表

このプレゼン、誰かに似てると思いませんか?そうです、アップルのスティーブ・ジョブです。サクラの歓声もそっくりのスタイルです。意識してやってらっしゃるのでしょう。

もう少し英語の練習をして欲しいですが、人前に立って発表できる社長は頼もしいです。

因みに、3Dは違法ダウンロードに泣く、映画館の救世主としての使い方は注目してました。しかし、家庭用電化製品にも現れてきてます。3D製品はどんどん出始めていますが、3Dの健康被害が現れてきて注意書きやら、安全装置などの装備などでそう簡単には売り上げが伸びない時期を迎えそうです。そうこうしている間に、市場の3D熱が冷めて、市場から消えてしまうかもしれません。3D製品を出している会社は健康被害などの調査を十二分に重ねるべきです。トヨタの二の舞で米国でクラスアクションを引き起こされてはたまりません。

私の推測が間違っていることを願います。

2010年6月15日火曜日

Microsoft Kinect

Wiiのまねまねである。この会社は、独自のアイデアがないのであろうか。コンピューターー業界のトップ企業として、独自の素晴らしい創造性を期待したい。

漫画児童ポルノ条例否決 石原知事「制約は必要」

この条例は通さなければならない。性暴力を売りにするビジネスが横行して、さらにそれが無規制状態である国は先進国ではまれに見る。今のままで日本は先進国から蔑まれたままである。

これに反対している出版社は、性犯罪の温床として金儲けしたいということであろう。未成年へ販売規制が強化されそれに危機感を覚えるタバコ業界に似ていると感じるのは私だけであろうか。

2010年6月14日月曜日

保存料無し

三ツ矢サイダー(アサヒ飲料)のゼロを飲んでみた。普通の三ツ矢サイダーのほうが美味しい。
ゼロのパッケージにはカロリーゼロ、糖分ゼロ、保存料ゼロとのっている。三つ載せるのがバランスがいいので載せたようだが、保存料ゼロは違和感がある。三ツ矢サイダー(キリンレモン、スプライトなどの類似飲料)には保存料が入っているのか?入っていないだろう。

「保存料無し」という記載はマーケティングの手法として用いられている。保存料が使われていた数順年前に比べ、現在、この記載が与える商品価値は殆ど失われているといってよい。現代の包装技術は発達し、保存料を使っている食品を見つけるほうが難しくなってきているのではないだろうか。

まだ、化学添加物・調味料不使用なら珍しさがある。それで美味しければ商品価値はなお更大きい。

帝冠様式の復活を!

帝冠様式をご存知だろうか?日本で生まれた和洋折衷の建築様式である。

和食の盛り付けなど日本人の美意識は世界に知れ渡ることではあるが、本当に美意識があるのかどうか疑いたくなる時がある。古きよき形を壊して、どこにでもあるような西洋建築に変えようとする。和風・帝冠様式の建物は減ってしまった。また、綺麗且つ独自な建物を残す努力も皆無である。帝国ホテルはライト氏建築の建物をことごとく潰し、普通感極まりない建物に変えてしまった。京都の先斗町などネオンのついたピンサロなどであふれる。美意識の何のかけらも感じられない。

日本らしい建物、綺麗な建物に囲まれて育っていく、人々の国家に対する愛着も沸いてくるのではないであろうか。(特に海外からの)観光は日本の経済の下支えであるが、西洋から来たお客さんに西洋の真似をした建物を見せても笑われるだけ。京都に来た海外からの方々に「日本らしい建物はぜんぜんないね」といわれてしまった。ちょっとした昔ながらの日本の建物があるだけで、あとは汚らしいコンクリのビルばかり。

大都市の建物が帝冠様式であふれる町、創造してみただけでもワクワクする。海外からの観光客もこれまで以上に増える(きてよかったと思ってもらえることでリピーター増える。)と思う。これからの建物には帝冠様式を採用して行くべきであると思っている。

追記で、日本の公共投資は日本各地の城や歴史的建物の再建に費やしてはどいうか。観光客は爆発的に増えると思う。できれば、姫路城のようにもともとの城に忠実な城を作って欲しい、しかし、大阪城のようにコンクリ・エレベーターとないぶがめちゃめちゃなものでさえ、あるだけその町の風景は生えて見える。それを見に人は来るのである。


ファイル:Yuzhno SakhalinMuseum (5).JPG

2010年6月11日金曜日

QBB ベビーチーズ

2007年から殆ど日本に帰ってきていない。

それ以前で、仕事で京都で暮らしていた時、99ショップのQBBベビーチーズは貧しい中での楽しみだった。
いま日本に帰ってきている。昨日、久々にと勇んでふたパック買ってみた。アーモンドとカマンベール、物足りない。量が減っている気がした。まさかと思い調べてみればごらんの通り。減量(実質的値上げ)がされていた。


オセアニアの減量チェダーチーズの値上がりを受けてと説明がある。そうですか、と納得はいかない。チーズ製品の会社なのだから、自社工場でチーズくらい作ったらどうか。値上げは企業努力が足りないことから来ている。原料の高騰を受けても値上げせずに耐えられるほどの企業になってもらいたい。

2010年6月10日木曜日

おじ

伯父は痴呆が始まっていると医師から告げられた。公務員などお堅い父の兄弟の仲で、UFOなどオカルトを愛し、ボートで冒険などしていた伯父は特異な存在である。子供三人いるが皆家をでて殆ど帰ってこないようである。短い日本滞在中、そんなさびしくしている伯父の助けになれればと思っている。戦後の混乱期、他の兄弟を支える為大学にいく機会も与えられなかった。

金はすべてでない。今日、祖母の家で見つかった戦時中の飛行機用の工具を持ち主である伯父と共に博物館に寄贈した。極めて貴重ということで、是非寄贈して欲しいとのことであった。収集家に売れば相当の金額になったのかもしれない。しかし、伯父は寄贈を選んだ。以前にも飛行機のパーツを寄贈した。伯父の少年のような純粋な心持に尊敬の念を覚える。

祖母があの世へ行ったことで掃除などあって5,6日手伝い汗を流した。お金をもらってしまった。拒んだのだが他の人にもあげているのでとのことであった。亡くなった祖母の貯蓄から出ているということで頂くことにした。ただ手伝った人の中には金との交換で労働を提供しようと考えた人もいたかもしれない。しかし、心の中でわだかまりが残っている。親戚が伯父にこれらの手伝いは金で払わなければとしきりにいっていたことが耳についた。

寄贈の際、博物館への連絡などをしたのだが、たいした仕事ではなかった。寄贈が終わり帰り道、伯父が2000円を私にくれた。僕のした分についてだという。受け取らなかった。

全て親切心で行ったことである。陳腐な言葉だがただ親戚の為に貢献したかった。全てが金銭化できてしまう世の中は悲しい。伯父の差し出したなけなしの2000円に涙が出そうになった。受け取らなかった。

受け取らなくて良かった。

2010年6月8日火曜日

The overseas staff gets 50 times more than the local staff in Honda in China. (this is so for all foreign companies)日本人駐在員との給与格差「50倍」やり玉 中国ホンダ系工場スト

Not surprising as it is more than normal that the overseas staff get paid far better than the locals. The foreign staff get overseas work support, residence support( normally free accommodation). For almost all foreign companies in developing countries, if in the cities the salary gap is around 50 times but in the local area the gap can easily exceed far more than 50 times.
I visited a factory where a foreign manager( not Japanese, BTW ) flies first class with a black card in his hand while the local gets something like 700RMB per month. Generally the salary information is kept strictly in confidence. But thanks to the information technologies like internet, mobile phones etc. the information spreads so fast today.

It will be interesting how the Chinese government responds( or not responds) to this as China is losing its world factory status to the next BRICs such as Bangladesh, Vietnam etc.

日本に限らずどこの会社も外資で途上国で事業を行っている場合、外国から送られてきた従業員と現地のこのぐらいの差があります(赴任手当て、住宅補助も考慮すると)。中国の都市部ではその差は比較的小さいのですが、地方の工場などは50倍ではすまないと思います。本田のようなことが起こるのを恐れ、この事件が起こるとっくの昔から多くの企業は海外の人間の給料を超厳秘扱いにしてます。この圧力に屈すれば、人件費の増大は免れません。一昔前であれば、いまよりも給与格差があったでしょうが、問題になりませんでした。会社は情報がコントロールしやすかったんですね。いまやインターネットや携帯の普及でちょっとした情報が一瞬にして万人に広がります。
世界の工場としての地位がバングラディッシュやベトナムに奪われている中、中国政府の動向が気になります。

2010年6月7日月曜日

どれだけ素直に他人の為を思い接することができるか

会社の中にはいろいろな人間がいる。良い情報があれば独り占めして、知識の共有をしたがらない人間もいる。経営者としてそのような人間は切っていかねばならなくなるであろう。そうしなければ、そのような人間は会社自体を蝕む病巣となる。


2010年6月3日木曜日

伊藤忠、GEと世界展開 2010年6月3日日経

太陽エネルギーなどの世界市場展開で両社が協力するとのこと、日本企業を助けるべき日本の総合商社が海外の企業を助けるとはどうしようもない企業ですね。このような企業は日本にいらない。

2010年6月1日火曜日

物言う消費者

物言う消費者を目指してる。

ある商品・サービスに不満があるとき、それをその企業(当該商品・サービスの提供者)に伝えることがその企業の向上につながるからである。

何も言わないで、その企業を見放すことがもっとも冷酷なことである(殆どの人は見放すタイプである)。その企業はなにもわからないまま客を失い消えていくしかないからである。日本企業の競争力を向上させていきたいと日々願っているので、特に日本企業には確り自分の意見を伝えるようにしている。

物を言った時、その企業側の反応でその企業の体質がわかる。私のような素人の意見でも丁寧に対応してくれるところもあれば、完全無視のところもある。クレーム対処の部署が機能しているかどうかの話しで、その企業の全体がどうなのかはわからないとも言えなくはない、面白半分のクレーマーもいるとは聞いているが、顧客との接点であるクレーム対処の部署をうまく機能させ、顧客のニーズを汲み取ることのできない企業は企業全体で顧客軽視の体質があることを否定できない。

顧客軽視の企業はおわり。消費者は見放し、その企業は競争から外れてもらう。あなたも、あなたがサービス・製品の提供を受ける企業の体質を確かめてみてはいかがでしょうか。