2014年6月20日金曜日

都議会 塩村文夏都議(みんなの党)に野次を飛ばした議員特定

先日、塩村文夏都議(みんなの党)に自民党の議員がセクハラ野次を飛ばした事件。

都議会自民党の吉原修幹事としては、野次を飛ばした議員の特定をしないとのことであるが、特定及び処分を求める世論の声は高まっている。

自民党に属す幹事としては、特定しないというのは、モラルのない野次を飛ばすような考えを持っている仲間でも、守るとの意思表示であり、自民党のためにならないのではないか。別の見方をすると、野次の内容に同調していると党として表明してしまっていることにならないだろうか。

むしろ、モラルのない議員をメンバーにしてしまったことを恥じ、公の場で裁き、モラルの高いメンバーの育成をしていく姿勢が与党として求められる。

塩村文夏議員自身は、テレビ番組「恋のから騒ぎ」時代の言動が物議をかもしてはいるものの、ヤジの内容及びヤジ行為がいただけない。反論があれば、公の場でしかるべき方法にて行うべきだった。

これだけ騒がれていながら、表にでてくる度胸もない人間を選挙で選んでしまったということなのだろうか。本人(報道では、尖閣問題で話題になったS議員と疑われている)は、どのような心持でいるのかまったく想像できない。謝罪なりをするべきであることに変わりない。

最近もあったことだが、特定の党に限らず失言をしたあと「撤回」が多い。撤回をしたらその発言をした人間性が変わるとでもいうのだろうか。

国益のため、各国とやりあう人間として、公の場での発言能力は最重要スキルの一つである。失言をしている議員さんをみると、メディアにでないところで、何度となく「撤回」に値するような発言をしているのではないかとかんぐりたくなる。

政治に関して、残念なニュースが多い。

2014年6月23日アップデート:
S議員こと鈴木章浩自民党都議がヤジの張本人であることを認めた。つい先日まで自分ではないと否認していたのに、残念な結果である。政治家というのは誇り高く、ぶれずにいてほしかった。この鈴木章浩氏をかばっていた人も同じように責任がある。悪いことを悪いといえない人が日本の政治を担っていると考えると悲しい。

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