2014年6月1日日曜日

MBAは必要か?

MBAは必要か?

MBAが必要かと質問されることがあるのですが・・・

少なくとも海外で、トップスクールであればMBAはとる意味がある。それ以外では意味はないと思う。

MBAにいったからすごく(その定義はともかく・・)なると思っている人がいるが、それは間違えで、すごい人だからMBAに入学し、修了できるというのが正解である。

(学校によって程度の差はあれど、一般的に)MBA入学で、GMATより比重が高いのはこれまでの仕事での功績である。どれだけ有名な会社でどれだけ大きな功績があるか、起業してどれだけ稼いだかなどをアピールする小論文みたいなものである。それを証明する元職場の推薦状も2,3通用意する必要がある。そして面接試験。

常にMBAホルダーに囲まれて仕事をしていて感じるのは、MBAのトップスクールの人間は、1)仕事はよく出来るし(有名企業での功績)、2)コミュニケーション能力に長けている。そして、3)強いコネクションを持っていることであるが、上記の入学試験の過程でこれらがない人間は落とされる。1)から3)のどれかは弱くても、一つがずば抜けてよいこともある。

例えば、1)、2)はなくても、ある国の大統領、大臣の子息なども3)がずば抜けてよいので入学している。その人間の「存在」自体がすでに「能力」であり「功績」になっている。また今はどこのMBAも資金をほしがっているので、金持ちの子息をいれれば寄付が期待できることも背景にある。

つまり、MBAにいったからどうのというよりは、これまでこれらの能力に長けていた人だからこそMBAに入学ができるのである。

MBAをとりたいと考えていて、1)から3)がなくトップスクールMBAに入れないのなら、あきらめたほうがよいと思う。トップでなくてもMBAは基本的にお金がかかる。トップ以外のMBAにいった人で、周りで給料が下がった人、仕事が見つからないひとをよく知っている。

MBA自体は、入学基準を満たしたすごい人が、同じようにすごい人と、1-2年一緒にすごして友達になり、将来に生かせること以外の価値を提供はしてくれない(あとは、トップスクールのMBAホルダーなのですごい人(なのかも?)という自慢できるステータスぐらい)。

だったら下手にMBAを目指さず、地道に仕事をして日々の中で1)から3)の能力を最大限に高められればMBAにいく必要はないのである。

海外ビジネス雑誌では時々どのMBAに入学すればリターンが大きいか、ROIのよい学校はどこだなど特集を組んでいる。そこには、ペンシルバニア大、ハーバード大、MIT、ノートルダム大など名を連ねる。

私立でも公立でも有名でも無名でも、学費に加え、どれでも生活費、仕事をしていない期間として給料がマイナスであることから負担は大きい。

トップスクールにはいけない、上記の事項は理解している、それでも行きたい人は少なくとも海外のMBAをお勧めする。語学の練習、海外の友人ができるからだ。

私の観察からして、何よりも心に留めておくべきことは、MBAをとった、そして1)から3)の能力をもったからといって「成功=お金が稼げる」に必ずしもつながらないのも世の中の常なのである。。

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