2016年11月26日土曜日

築地市場移転について

築地から豊洲に市場を移す計画でひと悶着しているが、築地にとどまったほうがいいのではないか。

築地市場の移転の後、一等地であるその土地の活用を考えているようだが、「築地市場」の知名度は世界で高い。

これから「豊洲市場」を知ってもらうには、相当のお金(税金)が投入されることになる。新市場を築地なみに知らしめるための費用は、築地の移転後の活用の費用を上回るのではないか?

子供が増えた時代、多くの都内の大学が広々とした僻地にキャンパスを移した。これにより、ブランド力が下がり、人気が落ち、生徒数が減り、現在では都内のキャンパスを拡充させる回帰現象がおきている。築地の議論も同じである。

築地の知名度を生かして、どうやっていまの市場で金儲けをするかを考えるのが全うである。

これだけ明らかなのに、豊洲へ移転させたいというのは、これで大もうけできる人・会社が色々といるようだ。

先が思いやられる。

(アップデート)
この記事を書いて数週間。先日都から、築地からの移転をやめ豊洲も利用するという折衷案が出た。言っているのはここで書いたことそのものである。素人でもわかることに、なぜこれだけの時間・資源(すべてあなたの税金です)が投入されなければならなかったか。。残念。

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