2014年3月14日金曜日

東芝機密漏えい事件 退職技術者の斡旋業者の責任は?

東芝の四日市工場に在職していた技術者が、韓国の企業半導体大手SKハイニックスに転職後に研究データを漏洩していた事件で、この元技術者は不正競争防止法違反で逮捕された(同社は、2014年3月14日現在、米半導体メモリー大手サンディスクからも米国において訴訟を申し立てられている)。

また、以前から新日本製鉄もポスコに対し訴訟中である。


海外にいると日本の大手企業の退職者は良く見かける。このようなニュースを受け、真っ青になっているのかもしれない。韓国の企業に限らず、昔から日系から外資に転職する人間は多いので、技術漏洩は少なからずあったはず。


有名なのは過去には、ソニーのバイオPCの技術者がアップルにいったりというのは業界では根っからの噂である。


さて、技術を持っている日系のメーカーの人間や、退職者を専門に斡旋している人材紹介の会社は山ほどある。

これらの会社の責任はないのだろうか?多分、人材紹介に登録する際に署名させられる契約に、技術漏洩などしてはならないなどと禁止事項として載せて責任を逃れる手段は講じているはずだが、採用する側は技術がほしいから採用するわけであって、その事実を知らない紹介会社はいないと思う。


終身雇用が崩れ、転職が当たり前になっているご時勢に、転職後の身の守り方はあなたは大丈夫だろうか?

2014年3月10日月曜日

ドワンゴ就職受験料を寄付したら?受験料徴収を可能にする条件とは?


ちょっと昔の話だが、ドワンゴが入社試験のために首都圏の受験者から2525円の就職受験料を導入した。


申し込みが多いので本気の人間だけに受けてほしいというのが理由である。


その決定に、厚生労働省が噛み付いた。理由は、職業安定法で「労働者募集で、いかなる名義でも報酬を受けてはならない」と規定されているからだそうだ。


会社の人材採用にかかわったことがあったが、確かにどうでもいい申し込みは多い。志望動機をコピー・ペーストで何十社にも申し込みをするのだろう。


正当な理由があれば、お金がなくても募集受け付ける場合もあっていいと思うが、基本お金を徴収してもいいと思う。2525円くらいバイドでも親を説得してでも稼げない人間は会社にいらない。


但し、次のような条件をつけたらどうだろうか、


1)一度徴収を始めたら、少なくとも5年は続けること。これは、景気の変動にかかわらず、「真に」真剣な申し込みがしたい人を集めたいことを示してもらうためである。景気が悪くて、採用側が優位だからお金も取ろうという会社はここでやめる。また、お金を払ってでも申し込みたい企業でありつつけることが条件なので、企業側にとっても責任は重い。


2)徴収したお金は全額寄付する。報酬がだめなのだから、報酬でなくせばいい。全額を慈善団体に寄付することで、会社の利益に結び付けさせない。


3)全ての申し込みに適用させる。ドワンゴは、首都圏(東京都、埼玉、千葉、神奈川)だけの人間に限定しているが、首都圏に住んでも、地方の実家の住所をつかって申し込んだらどうするのか?東京都でも、奥多摩のような山奥もある。一律でお金を取ったほうがいい。途上国など海外からの申し込みについては値段を減らすといった、別条件を考えるのものある。


どうでしょうか?ドワンゴさん、厚生労働省さん?

パラリンピックをオリンピックより前に出来ないか?

冬季のソチオリンピックは日本にとっては色彩を欠くものだった。今回のオリンピックの最中にJALを使ったが、JALの雑誌はオリンピックと浅田真央氏一色だった。

浅田氏をイメージキャラクターとして施した機体もあったようでメダルが取れなかったのは、JALにとってはなお更残念だったのではないだろうか。

現在、パラリンピックが開始され、すでに日本チームにも金メダルの知らせが入っている。

Wikiによるとパラリンピックは1960年から始まったとされているが、物心ついたころは、オリンピックは知っていたが、パラリンピック聞いたことがなかった。TVを観てもオリンピックばかりがやっていた。

順序だけが全てではないが、オリンピックはオリンピックの会場でオリンピックより先にやってもいいと思う。

障碍者のアスリートの晴れ舞台、オリンピックの後にやってしまうと、どうしても影を潜めてしまう。後にやると、後ろ手に回る障害者への配慮の表れのように感じてしまうのは私だけだろうか。

理想は、パラリンピックとオリンピックの開会式を統一して、ゲームはパラリンピックを先にやる。そのあとオリンピックをやる。パラリンピックにこれまで以上の注目が集まれば、もっと障害者の立ち場について社会の注目があつまり、金銭面でも、障碍者スポーツに対する(さらには障碍者の地位向上に使われる)スポンサーの協賛金もあがるのではと思う。

いかがでしょうか?


2014年2月27日木曜日

Where will Mt.Gox go? A possible solution to help the company out. Mt. Goxの生きる道

It has been a big news all over the world that the Bitcoin exchange company, Mt. Gox, stopped its operation.

The head office is located in Shibuya, Tokyo. Recently you see many media people are around the office.

Its official website mtgox.com had released several statements so far. 

The latest one was from its CEO, Mark Karpeles who claimed the company trying to bring things back to normal.

One suggestion for this company is at least that the company can sell the ad space for advertisers as the website shall be one of these most visited sites in the world. The company could use this money to keep the company alive and get back into business, or at least not harm its customers.

What do you think about this, Mr. Karpeles?

Update: the French native, Mr. Karpeles, on TV announced Mt. Gox would file bankruptcy.

ビットコインのMt. Goxがとんでもないことになっている。

ビットコインという存在がまだまだ不安定であることに間違いがない。この会社を信じてお金を預けた人々、世界のメディアがこの会社の行く末に注目している。

先ほど、Mt. GoxのCEO(といわれる)アニメ好きのフランス人Mark Karpelesからの日本におり、事態の解決を図っているとの声明が発表されたばかりである。

Mt. Goxへの提案だが、全世界からウェブサイトの訪問が殺到している中、自体が収集するまで、そのスペースを広告スペースとして売ったらどうだろうか?

結構なお金になると思う。その資金を少しでもいま不安の真っ只中にいる人々の救済に当ててほしい。

アップデート:本日、前出のCEOから民事再生手続きに入ることが公表された。

2014年2月7日金曜日

日本マクドナルド 敗因は?無駄なあがき。

原田社長がサラ・カサノバ社長に変わったが、特に大きな成果は見えない。状況はむしろ悪化しているように見える。

2014年2月6日の報道で、日本マクドナルドホールディングスが発表した2013年12月期連結決算は、売上高が前期比11.6%減の2604億円で、営業利益が同53.5%減となったとある。


あくまで私見だが、原因は少子化。日本では、マックは若者の安いジャンク食の代名詞であり、この位置づけを変えることは難しい。


現在、マックがやっているような質の向上、健康志向、単価の向上を目指せば、その位置づけとはずれ、客はどんどん離れていく。


マックは日本では衰退産業であることを認識し、


1)これまでのマックの規模を小さく細々と事業をおこなう、

及び/又は 


2)まったく別のイメージを持つブランド(極端な話、タリーズやスタバ)を買収し運営すること


が生き残る道であろう。


自分が学生のころはマックは楽しみであり、目新しかった。牛丼やカレー、スパゲッティーと違って、マックのメニューは家では食べられないもの・味であり、学校帰り、週末に友達とマックに行ってだべるのはライフスタイルといっても過言ではなかった。


この頃、自分にとってのマックの位置づけは「手ごろでおいしいジャンク」であった。ここ10年、海外で仕方なく行く以外は、マックに行かなくなった。少なくとも学生時代に比べたら所得が上がったこと、ジャンクを体が受けつくなくなったことがある。


10,20年前までは自分はマックのターゲット層そのものであり、自分のような若者が夏はシェイク、冬はグラコロと踊らされ、マックの売り上げを支えていたと思う。

ベイビーブームの波に乗り、ありの大群のようにマックに押し寄せていたあの頃。

その頃の学校のクラス数は10クラスほど。学校に入りきらずに増築したり、図書室などもクラスに使うほどであった。一人ひとりの単価は低くても数のスケールメリットがあった。

今はクラスは2クラスほど。マックのターゲットである若者は確実に減っている。地方ではさらにその傾向は顕著だろう。


ジャンクに魅力を感じなくなった僕ら「旧」ターゲット層に対して、マックが健康志向・高品質の製品を投入したいのはわかるが、その様な製品は僕らにとってはマックでないのだ。

よしんばマックが健康によいメニューを出したとしても、健康志向なら別の店にいくのだ。マックに健康志向はまったく期待していない。マックに行く理由は一つ、ジャンクが食べたいときにいく。


昨今のマックの戦略は客単価をあげるための値上げと質の向上。これはこの位置づけにまったく逆行するものであり、マックの魅力を下げるのみである。

「高品質」についても一言。

途上国に住んでいた頃はマックやKFCへの依存度は高かった。他の店の質がひどかったからだ。質といっても、味というよりは食の安全のレベルの話である。マックより安い店はいっぱいあって、味もおいしい店(マックより高い地元のレストランなども含む)はいっぱいあっても、食べた後におなかを壊すような経験を繰り返すと、マックなどの質に信頼をおくようになる。

しかし、日本においては質は偽装問題などありながらも、途上国とは比較にならないほど質は保たれているので、食の安全のレベルでの質にマックの優位性はない。では、安全以上の質になってくると、マックに期待することはゼロ。結局、食品は中国でつくっていたり、カーギルの大工場で大量生産されているものがほとんどと推測され、そこに地元の家族がほそぼそと経営する定食屋の質は期待する隙間はない。



マックの日本で生き残る道は大きく二つ。


1)これまでのマックの規模を小さく細々と事業をおこない不採算部門をきり、採算が取れるところだけに資源を集中する。前述したように、これまでのマックという業態は、そのボリュームゾーンの若者層が縮小する中で衰退するしかない運命にある。これに対抗しようとイメージの変更(例えば、マックカフェでこころみたようなイメージ変更)を図ったりしても経費の無駄なのだ。


2)まったく別のイメージを持つブランドを買収し運営することで、衰退する「マクドナルド」という業態からの脱却を図る。マクドナルドという看板である限り、ジャンクで安いという市場の期待からは逃げられない。このイメージの問題は、まったく異なるブランドを買収し運営していけば容易にクリアーできる。極端な話だが、マックがもともと単価の高いタリーズやスタバを買収すれば、客単価も簡単にあげられる。

この二つの内の一つを選ぶか、両方行うかはマクドナルドの日本における長期的な戦略にかかっている。日本でどのような事業を行いたいか。

日本はマクドナルドにとっては成長市場ではないので、成長市場に資源を投入し、日本はあきらめる(つまり、余計な投資はせずに、市場にあったサイズで小さくもうける)か、それとも、人口の多さ、平均収入の高さは先進国ではアメリカに次ぐ大市場であるのでまだまだ事業を展開していくのか。

誤解を招きたくないのでここで宣言すると、僕はマックに行く回数は減りはしたものの、マックのジャンクは大好きだ。ポテトとアップルパイ(未認可着色料を使用していた事件で中国産だと判明してショックは受けたものの)は昔からの大好物だ。

上記は私的な考察だが、優秀な頭脳の集結したマクドナルドがその考察を間違いだと証明してくれることを期待している。

2014年2月3日月曜日

東京都知事選 立ち上がる若者はいないか

新年明けましておめでとうございます。年明けから忙しく記事を書いておりませんでした。

ここ最近のイベントとしては、2014年の都知事選があります。

主要候補者は次の4人。
宇都宮健児氏(67)
田母神俊雄氏(65)
舛添要一氏(65)
細川護熙氏(76)

ここに出ている皆様、現役時代は多大な功績を残した方々ばかりだ。組織の中でのリーダーシップ、発言力では抜きに出ている。

ただ、彼らの年齢を見ると、見てのとおり全員65歳以上のご老体である。65歳といえば会社では定年である。政治は、目の前の問題を解決するだけでなく、次の10年、50年、100年を見据えた政策を建てなくてはならない。

余生があと10,20年の人間が真剣に次の50年、100年を考えた計が立てられるのか。さらに、これまで地位を築いてきた方々が日本を抜本的に改革するような政策を打ち出せるのだろうか。

家入一真氏は35歳で自分と同年代で応援したいが、ネット世代なので、目新しいことを活動中にやろうとしているのはわかるが、具体的な政策が見えてこない。残念ながら、不祥事も起こしている情報がネットで拡散されており、情報管理ができていないのでマック赤坂氏とならんで泡沫候補の域をでない。

若いリーダーが必要である。しがらみがない、日本の遠い未来に責任の持てるリーダーが。

2013年9月25日水曜日

西武線駅員の対応

西武線はよく使う線の一つである。

最近は駅の構内の店が充実して、駅の構内にしかない店もでてきている。

一昔前のことであったが、あるチェーン店で買い物をしようと店を探したが、近辺ではこの駅の中にしかないことがわかった。

待ち合わせと待ち合わせの間の時間があき、その間に買い物を済ませたかった。人気がある店で並んだりすることもあり、ちょうど時間が差し迫っていない今がチャンスと考えた。帰りは遅くなるので、店はもうしまっている。

その駅の路線は当時毎日つかっていた路線なので、なにも買い物だけのために駅構内にいれてくれと頼むのとは別と考え、買い物のために入れてくれないか訊いてみた。

駅員の対応は「ノー」だった。

入場料を払ってその店にいってくれとのこと。待ち合わせのためのこの駅で降りて、あと数時間後には別の待ち合わせを終えまたその駅を使うのにと考えてしまった。

別の路線のある駅でトイレがその構内にしかないときは入れてくれた。

世の中わけのわからない連中も多いので下手にやさしくして、問題になることを恐れる駅員の気持ちはわかる。背地がない世になったと感じてしまうのは私だけだろうか。

皆さんはどう考えますか?