2019年6月25日火曜日

老後資金は2000万?3000万? 貧しい国日本

さて、老後資金は2000万?3000万?という議論で日本があつくなっている。

これ、世の中の人の多くはあせりますよね。

日本政府の見解としては、これを受け取らないし、また、不用意に不安をあおるとしている。「年金は大丈夫」というテイは崩さないということ。

敢えて私見といいますが、はっきりいって、年金は大丈夫ではないです。 

広い経済、マクロで説明しなくても、ミクロだけで説明がつく。
目の前の現実です。

年金の支払いの額は下がってきている。事実です。
ものは値上がりしている(政府もデフレ脱却=値上げ)。これは事実です。

つまり、値上がっている世界で、年金の額が下がっているということは、年金の実際の下がり幅より、さらに急なカーブで実際、下がってきているんです。

「年金は大丈夫」になるシナリオも、可能性としては低いがある。
一つは、ものが急激に値下がりする。これまで1000円のご飯が、50円程度で食べられるようになれば、ねさがった年金の額の実際の価値は高くなります。

もう一つは、年金を必要とする人口が急激に減って、年金の支払額が上がる。

さらにもう一つは、年金の運用が超うまくいく。
年金て、毎月人々から取り上げたお金を、政府系の頭のよい人といわれるたちが、投資して、リターンを得てるんですが、運用するのは難しいんです。特に、命かけてやってもらっても難しいのを、毎月普通に給料のもらえる人々が、普通の公務員より給料をいっぱいもらって、運用してる。だから、大損ばかり。国民から預かったお金はさらに目減りしてる。これは、運用している人が悪いんじゃなくて、制度がわるい。いまの投資環境がわるいんです。

これらのシナリオの可能性がゼロではないから、「年金は大丈夫」ってこと、になるんだけど、明らかに可能性はゼロ。宝くじより低いんじゃないか。

いま見えている現実が、現実。

現実を直視しなくちゃ、道は見えないですよ。

じゃ、もっともっとお金を使わないで貯めようってなりますよ。国の景気がいいときは、他人任せでよかった将来も、今は、自分で面倒見ないといけなくなりました。貧しい国へ行くと、みんなどこもそうです。そうなるものなんです。

実は2000万、3000万ニュース、日本にいる在日本の外国人たちの間でも、騒ぎになっています。日本のほとんどの生活基盤をもち、永住権を取った人たちにも大事な話題なわけです。
日本に行って仕事しようって人も、将来を考えられる人々からは倦厭されちゃう。
短期的な考えの人ばかりが集まってきちゃいますよ。実際、それが政府の狙いならいいんですけど 笑


0 件のコメント:

コメントを投稿