2020年4月3日金曜日

コロナ大恐慌:日本の経済にこれから起こること

コロナ大恐慌:日本の経済にこれから起こること

日本は、コロナを押さえ込むための必要な手段を2020年1月の時点でとっておくべきだった。オリンピックの強行と春節マネーに目がくらみ、リーダシップを発揮することはもちろん無理で、大事な時期を逃した。

これから起こりうる最悪なシナリオは、世界が強硬手段でコロナを押さえ込む中、日本だけがコロナ列島として、長期にわたり、海外から締め出しを喰い、インバウンド頼み、輸出産業頼みであった日本は大恐慌に苦しむというものだ。もちろん、2021年東京オリンピックは中止。若しくは、それまでに復活を遂げた他国で開催という事態にもなり得るのではないか?

島国は初期段階で鎖国政策をとれれば、強みであるが、一度、コロナが蔓延した現在の状態になると、世界から置いてけぼりにされるという弱みになる。
アメリカや欧州のように国が陸続きであれば、流入を抑えるために、他国の状態にも干渉してくるので、それが圧力となり、一番強行している国を早い段階でベンチマークとできる。

感染者数がどんどん減っているというのであれば、今のままでいいのであろうが、感染者数は増えている。PCRテストも十分にできていない。感染源不明の感染が増えている。コロナ感染爆発は確実に起きているとしか考えられないし、最悪を考えて行動するのが政府であるべきである。これは東日本大震災でも痛感したことではなかったのか?

今の日本の政府は、「まだ大丈夫」という楽観的見方で決定をされているようにしか見えない。若しくは、イタリアでの事例を見ながら、コロナに一番脆弱といわれる高齢者を減らそうとしているようにも見えてしまう。大借金を抱えている日本には、現金の給付などもかなり厳しい判断である。これまでインバウンドでいい思いをしてきた事業者を助けるというもの、おかしな話ではある。企業経営は、そんな、甘いものではない。

日本は鎖国政策を経験しており、再度、鎖国を行うことが必要だった。日本がなにかを率先してやるということは稀であるので、1月の段階でこれだけのアクションをとることは期待しては酷だった。ただ、その結果として、これだけコロナ種(だね)を国に入れてしまった今では手遅れである。日本国は一時的にコロナ蟄居を発令することが必要である。

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