2020年4月30日木曜日

岡村隆史氏の女性差別的発言について

岡村隆史氏が、ラジオにて、コロナで独自のポジティブ思考を語ったが、大きな反響を受けている。

趣旨としては、「(ポジティブな面は)人々の生活が苦しくなって、これまで風俗で働く必要のなかった女性が、風俗で働かなくてはいけなくなること」だそうだ。

芸能界という1万人いて、1万人食えない世界で「当てた人物」であり、その才能・運はあると思う。
彼の本心でなく、ラジオの場所で、少しでも面白いこと、ほかの人とは違うことをいおうとして、苦し紛れに、思いついたことで、良し悪しの判断をせずに、口から滑り落ちてしまった「事故」であってほしいとは願っている。

ただ、女性差別的発言として、女性蔑視の観点から問題という見方もありつつ、男女に限らず貧困層への思いやりの欠如も問題ではないか?

もともとは、年収、生活レベルも一般人であったと思うが、そこからのしあがり年間で億を稼いできた人間である。日々、一生懸命に働く人々の気持ちなど全くわからないのである。

彼の生活を豊かにしたのは、実は、この「一生懸命に働く人々」で特に、貧困層、弱い立場の人々である。世の中で、成功している人間は、彼のTV番組は見ない。というか、TV全般をみない。つまり、世の中で、TVを見ているのは、TVという時間つぶしに意味を見出す人々は、往々にして、貧困層、弱い立場の人々なのである。その人たちが、金のかからないひと時の意味のない笑いに娯楽を見出し、お金より大切なかれらの時間を差し出し、TVをみることで、そのスポンサーが岡村氏に金を出し、大金持ちにしたのだ。

今回の発言は、そんな彼の支持層を真っ向から否定する発言だったのだ。

岡村氏は有名人だから、これだけの問題になるが、世の中には同じような考えやもっとひどい考えを本気でしてる人間が沢山いるのだ。
今回の件で、岡村氏の内面がさらけ出した結果となったのだが、そんな彼を見抜けず、人気者に、億万長者に仕立てた、大勢の人(支持者)がいたわけだ。

本当に彼に怒りを感じている人ならば、抗議のメールや記事よりなにより、芸能人にもっともダメージがあるのは、完全に無視をすることである。

まるで、その人が存在しないかのように対応する。

騒ぎ立てる=注目=スポンサー収入 
であるから、騒がなければいい

騒ぎ立てる=注目の指標である要をすべて外せ

TVは観ず、ネットで検索もせず、ラジオを聴かず、メールももなにも送らなければ、注目がなくなり、スポンサーも見向きもしなくなる

0 件のコメント:

コメントを投稿