2011年11月24日木曜日

おじさん

ショッキングなことがあった。

昔、カヌーで川に連れて行ってくれたり山に連れて行ってくれたり。よく遊んでくれた。家には珍しいコンピューターがあったり、UFOの本があったり、おじさんの中ではちょっと変わっていた。自分が同じ長男だからかだったのか、子供は娘二人で息子一人いるが息子は国外に住んでおり、娘は家にはほとんどいないようでさびしかったのかも。

80ほどの年齢で、数年前までは祖母の介護、今は倒れた奥さんの介護、物静かな人だがきつい生活を強いられていたのではないだろうか。

数日前脳梗塞で自身が倒れた。居間で倒れてから3日、誰も気づかなかった。家の中の人が気づいてもいいものなのだが、家にいるのは寝たきりの奥さん(おじさんとはほとんど口も利かない)と時々居候している孫。今のところ誰が見つけたのかも分からないが、脱水症状で救急車で運ばれた。一命は取り留めた。

自ら高齢で持病を持ち、ただ介護に従事する日々、壊れた家庭、現代の日本の一般家庭像がそこにある。

このようなことは出来るだけ起こらない社会を作っていきましょう。

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